動物医学学院
一、学院概要
本学院は1904年に創立され、近代中国初めての獣医学校であり、中国現代獣医教育を始めたところでもある。ここでは3人もの中国工程院院士が育てられてきた。学院には教師68人、そのうち教授と副教授が47名、海外留学あるいは博士学位を取ったのが多く、その教育の能力は高く、学術レベルが高いのである。在学の学部生は約590名、院生約540名いる。独自の学士―修士―博士―ポストドクターという育成能力をもつ研究型学院である。
1、専門学科
学部生専門学科
動物医学
動物医学(公共衛生)
院生専門学科
基礎獣医学
予防獣医学
臨床獣医学と獣医公共衛生
2、科学研究状況
付置施設
研究センター及び基地
大型研究プロジェクト及び学術カリスマ
学院の獣医学は国家一級博士学位の授与学科であり、その中、予防獣医学は国家重点学科で、基礎獣医学は国家重点(育成)学科である。学院にはOIE協力実験室1つ、国家レベル実験教育モデルセンター1つ、人獣共通病研究教育部重点実験室1つ、吉林省重点実験室あるいは工程センター5つある。現在、国家「973」、「863」、国家技術難問解決課題、国家自然科学基金課題、EU枠組み、中仏(フランス)先進計画及び省部レベル研究項目100つ以上もある。年間発表したSCIに収録された論文90本以上、人獣共通病、食品安全、遺伝子組換え動物、普通の大衆病などに対する研究は優位性と自分の特色を持っている。
学院は主に動物病メカニズム及び予防、動物源食品安全、人獣共通病、動物福祉、動物クローン、新動物薬開発、環境衛生などの領域における研究と人材育成を進めている。
二、学院国際協力と交流
学院は一貫して開放的な教育精神を堅持している。アメリカのミネソタ大学、イギリスのエディンバラ大学、動植物健康機構、フランスパリ第十一大学、ドイツゲーセン大学など、10つあまり学院、研究機構と密接な学術交流を保ってきた。また、日本北里大学と定期的に学部生を相互派遣し、世界各地からの留学生をも受けている。『中国獣医学』はすべて日本語で授業を進め、『動物組織学と胎生学』は全英語で授業を進めることもでくる。